パン教室を自宅で始める、と言っても、それはお店をオープンするのと変わりないかもしれません。
違いといえば、場所を借りずに、自宅でするのでリスクが低いくらい。
パンだけで上手に作れるようになれたら、誰でも出来るかというと、 もうそんな時代じゃないかな~と思います。
パン教室というものが、まだ世の中にあまり無い場合はそれでも生徒様は来てくれたと思いますが、 これだけ増えたら、そうもいきません。
先日オープンしたばかりの教室の先生方と、質問会をしてみました。
今はネットを使えば、遠く離れた方とも気軽にやり取りできるので便利ですね!!
「お元気ですか~~?その後どうかな?」
・・なんてことをしました。
一応、画面越しの質問会は今回はじめてやってみましたが、
通常はいつでもメールやメッセンジャーで質問していただいています。
養成講座内では予約のいただき方や集客方法などもお伝えしますが、
教えたとおりに100%できる人間なんて誰もいませんよね。
だから、時々、ブログなどを拝見して、 「これでは、わかりにくいから予約が入りませんよ~~。」と 養成講座でお伝えした内容をもう一度、実践編としてお伝えします。
そうすると腑に落ちると思うんですね。
大抵、養成講座というものは、期間中に教えたら終わり!! 質問も期間限定・・・というところが多いと思います。
私はそれには、ちょっと反対なんですね。
なぜなら、本当に質問したくなるのは、オープンする前後の期間だから。
むしろ、私は「本当の学び」は養成講座中ではなく、
このオープン前から1年間だと思っています。
そこでの質問にお答えしながら、一緒に考えたり、 仮説をたてて、
次のレッスンで実践してもらうお手伝いをしています。
これを繰り返すことで、自分で回していけるようになるわけです。
これができて、はじめて、「独り立ち」ができたということになると思います。
もちろん、「養成期間中に教えたら終わり!質問も期間限定!」のほうが、
開催側にしたら楽です。
ダラダラとやるよりも、期間限定で頑張る!とか、
短期間で大量にパンを習える!とか・・・
全部、落とし穴なんですけどね。
本当は。
そういう養成講座を受けた人が、その後上手く行っている例を
ほとんど見たことがないんですね。
本当の「学び」「成長」はオープン後だと思いませんか。
ですから、オープン後も質問を受付ることにしています。
2~3年経過した既存教室からも、相談はよくいただきます。
その都度、一緒に考えてサポートをしています。
盆も正月も質問は受け付けています。
正直、ここまでやっているのは、うちだけだと思います。
一人で、どうしよかな~?と思うよりも、
長く続けてきて、いろいろな事例をもっている私が
持っている情報を提供して、それを判断材料にするといいと思いませんか。
むしろ、そうやって迷いながら仕事を続けて行くことが
そのまま、成長に結びつきます。
私はその、ナビゲートをしているのです。