尼崎市で行われたレシピコンテストで優秀賞を頂きました。
なんと、お声を掛けていただいたのはレシピ提出二日前・・・・。
「いやいや、無理ですって。」と思ったのですが、今回は受けることにしました。
さて、大急ぎでアイデア出しからスタートですが
目に入ったのが娘のおもちゃ。
冷蔵庫のカボチャ
2週間前に動物園に言った時、Facebookに入ったコメント
(コンテストの依頼者さんが「きりんの写真をのせてください」と書いています。)
「きりん・・・のパンとか作れるか?」ということで次の日の朝、試作1発めです。
これなら何とかなるかも!!!(涙)
アイデアが降りてくるのはほんの一瞬だと思います。
企画・開発業の人間にとって「アイデアの作り方」というのは永遠のテーマでして、若い頃から「どうやったら面白いアイデアが思いつくのかな?」と思っていましたが、
やっぱりアイデアというのは机の上で、自分の頭だけで唸っていたのでは出てこないです。
これまで見聞きしてきたものが折り重なり、ある時ふと繋がるんだと思います。
思いつくのは0秒です。
今まで見聞きしてきたものは膨大な量の情報の中から潜在意識で結びつくのかもしれない。
娘が見ていたテレビの音がキッチンに居る私の耳に入った、とか。
家族で入った雑貨屋さん、とか。
電車の中で隣の女子高生が話していた会話、とか。
道端で偶然目に入ったもの、とか。
この間、ひとりでこっそり食べたおやつ、とか。
新作って、いつも早くて2ヶ月くらいかかったのですが、今回は1週間。
かけた時間が長ければいいものが出来るというわけではないようです。
アイデアの元になるのは自分自身の経験だということは、私はもっと家族と一緒にでかけたり、遊んだりする時間が必要なんだと思います。
きりんパンは来年春のメニューになるかと思います。
春になって「そろそろ動物園に行こうかな~♪」という気持ちになったらレッスンに上げますのでどうぞお楽しみに!